さて、前回お話ししていた ちょっと良くない姿勢を少し調整すると言う事。
一つずつ分かりやすくお話ししたいと思います。
日本人に多いタイプの体型として お話を進めますね。
欧米人は根本的に骨盤が前傾して、それがニュートラルな場合が多いです。
それに伴って 足の骨の付き方や骨盤の形状が違うと言われますので、今回は除きます。
セルロ代表の千恵先生に、まずニュートラルポジションをとって頂きました。
無理な力がかかっていない、ニュートラルな配列です
(分かりやすい様に手を挙げて頂きました)
そして、ダンスをしている方に意外に多いのが 反り腰。
一見、良い姿勢に見えますが、アヒルちゃんの様にお尻がぽこっと出ています。
このお尻がぽこっと出る感じにしているのが、骨盤の向きです。
前傾(ぜんけい)と言って、前に傾いています。
それにともなって、腰の背骨もすごくカーブしています。
壁にもたれた時、腰と壁に隙間がすごく出来る場合です。
一般的には 軽くグー位です。凄い前傾ではないのですが、参考までに立って頂きました。
直そうとして…
この場合、無理にお尻をひっこめようとすると膝が曲がります。
お尻をすくった感じですね。肩も前に出ますよ~
更に、お腹を凹ませようとすると 肩が上がって上半身が緊張し、背中が丸くなります。
上半身の位置もおかしくなります。
これが、よくやりがちな調整の仕方ですが、
姿勢を良くすると言う事には順番があって、
1、硬くなっている筋肉をほぐしたり伸ばしたりする
2、弱くなっている筋肉を強くする
これが、基本だと感じます。
ですので、まず筋肉に力を入れる事より、硬くなってるであろう筋肉をゆるめます。
そこは、と言いますと
A 傾いた骨盤についていて、前にひっぱられているももの付け根、もも前の筋肉
B すき間が出来ている腰部分
特にAのストレッチは とても大切で、きっちり伸ばすのが難しいんです。
ここに4枚のストレッチパターンを載せます。
きっちり伸ばせているのは どれでしょうか?
正解は スタジオで(笑)
ダンスでもとても使う部分なので、しっかり伸ばして下さいね(^^)V
次回は Bのストレッチをお伝えします。